どの薬学部に行く?-決め方や調べ方-私立は学費が高いのか

どの薬学部に行く?-決め方や調べ方-私立は学費が高いのか

みなさんはどうしてその学部に行こうと決めましたか?

そしてそれはいつ頃でしたか?

なぜ薬学部に行こうとしているかは人それぞれで、いろいろな理由があると思います。

親が薬剤師とか医者など、医療関係だから、という人もいるでしょう。

医者と比べて、”いけそう”という人もいるかと思います。

6年間学生だからという人はいますかね。

やまおの場合

僕が薬学部に行こうと思ったのはいつだったのか。

でも中学生のときには高校に行って「ある大学の薬学部に行く」と言ってたよ。と親が言ってました。
ちなみに全く覚えていません笑

とにかく医療系がいいなとは思ってたと思います。
高校時代は獣医学部や看護学部でもいいかなとか思っていました。

なぜか、と言うと何故かはわからないんだけど。正直に言うと半分くらいお金

ただ、ひとつだけ医療系に行きたいという明確な理由はあります。

僕は小さい頃に喘息で入院してまして、辛い時に安心させてくれる看護師さんかっけえ!お医者さんすげえ!ってなってました。

結局は学力的に選択肢は薬剤師か看護師しかなくて薬剤師を選んだところはあります。

あとは、親戚のおばさんが看護師なので、中学生の時の職業体験の時とかでインタビューする課題があって詳しく聞いたりしていたからというのは大きいです。

スーツを着て通勤はしたくない

そもそもの前提として、普通のサラリーマンには絶対なりたくなかったです。

みんな同じような恰好をして、満員電車に揺られて何がいいのか全く分からなかったです。

いまはそんなことはなくてスーツ着こなすのかっこいいと思います。
スーツ着る機会はほとんどないですが。

薬剤師に対する大間違いなイメージ

薬剤師に対してこのようないイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

薬剤師って仕事簡単そうじゃない?

このようなイメージをお持ちの方は少なくないように感じます。

ちなみに僕は最初志したころはこう思っていました。

薬剤師なんて、なるのも仕事内容も余裕だろ。

今となってはバカな考えです。

Youはなぜ薬学部に?

みなさんは何でその学部に行こうと思っていますか?

皆さん色々な理由があると思います。人それぞれです。

薬学部を含めて、専門性の高い学部へ行こうとしている方は、しっかり下調べをしましょう。

私立と国公立の薬学部は何が違うのか

このブログ見ている方はもうこの学部に絶対いく!という人と将来の目標が叶えられそうな学部に行こうかなと思っているといろんな人がいると思います。

僕は前者の方で入試の頃にはぜっったいに薬学部!ってなってた人でした。

薬学部は私立と国公立では偏差値も学費もかなり違います。

住んでいる地域によってはそれだけで選択肢がかなり狭くなる。

いくつか違いを完全なイメージで挙げてみます。

学費

学費はかなり違います。
奨学金を借りるか借りないか左右されるレベル。

ざっくりしたイメージはこちら

  • 国公立 50万円前後
  • 私立  200万円前後

6年間の差額にすると900万円ほど。

仮に薬剤師の年収が500万円とすると、2年分の収入の差になる。

決して大きくない差ですね。

偏差値

偏差値も大きく違います。

こちらも大体のイメージはこちら

  • 国公立 55-65
  • 私立  底辺-65

国公立は学力がある程度ないと目指せません。
私立はピンキリですね。

偏差値低いところでも国家試験の合格率高いじゃん。と思った方。

そんなわけないだろ。

このからくりとしては、留年について考慮されていない場合が多いです。

例えば6年前にA大学とB大学ともにに250人が入学したとします。

A大学ではストレートで卒業し、今年の国家試験を受けた人が200人でした。
そのうち150人が合格しました。

B大学ではストレートで卒業し、今年の国家試験を受けた人が100人でした。
そのうち75人が合格しました。

この時、A大学とB大学の表面上の現役合格率は、どちらも75%です。

しかし、同時に入学した250人のうち、ストレートで国家試験に合格した割合(真の合格率)は、A大学が60%、B大学が30%です。

特に私立の薬学部は、見た目の合格率を上げるために定期試験で留年させ、卒業試験で卒業を延期させてきます。

したがって、偏差値に加えて、真の合格率を調べることをお勧めします。

就職先

ここは完全に主観ですが

  • 国公立        製薬会社など研究職が多い
  • 私立(付属病院あり) 病院薬剤師が多い
  • 私立(付属病院なし) 調剤薬局やドラッグストアが多い

急に私立が分割されましたが、付属病院がある薬学部は病院薬剤師の割合が多かったりします。

薬剤師の就職先は多くありますが、あくまでも”比較的”多いというだけで、どの大学へ行っても就職先は自由です。

大学ごとの違いは調べるしかない

ここまで学費や偏差値、真の合格率についてお伝えしてきましたが、調べるのはそれだけではありません。

  • 大学の場所や家からの距離(一人暮らしなのか実家から通うのか)
  • 通学路(時間や混雑など)
  • 学校や学校の周りの雰囲気(駅から学校までの飲食店やコンビニなど)
  • 設備(国公立は研究設備が強い)

ほかにもいくつもあると思います。

オープンキャンパスは行った方がいい。

オープンキャンパスは絶対行った方がいいと思います

最低でも6年間行くのなら志望校は基本的に見に行きましょう。

といったものの面倒くさがりのやまおは、北里大学と静岡県立大学しか行かなかったです。

国公立

静岡県立大学は単純に関東から近く、自分がいけそうな国公立大学がそこしかなかったため。

関東だと国公立大学最難関の千葉大学くらいしかないです。

千葉大学しかないから偏差値が上がっているのではないかと思います。

そもそも国公立大学の薬学部って西に寄っています。

したがって、第一志望校は静岡県立大学に決めていて、オープンキャンパスに行きました。

私立

したがって私立のオープンキャンパスにも行くことを決めました。

私立の大学は北里大学に行きました。

単純に薬剤師の王道であり、やまおが薬学部以外に行きたいと思っていた看護学部や獣医学部もまとめて見学できたから。

これは正直行ってよかったな、と思っています。

オープンキャンパスでは基本的に自分の大学のいいところしかいいません。

また、1つだけ行ったところで比較ができないです。

そのため私立は受けようと思っている大学のオープンキャンパスには一度行った方がいいです。

総合大学?単科大学?

実は重要な要素

やまおは単科大学。

ここからはあくまでもイメージです。

オープンキャンパスなどでしっかり確認を。

ちなみに北里大学みたいな大学は単科大学と総合大学の中間に位置すると考えています。

設備

やはり総合大学の方が上です。

総合大学のほうが教室の設備や学食などおしゃれな気がします。

単科大学は人が少ない分あらゆることが控えめです。

汚いとかそういうことではないです。

部活・サークル

自分のやりたいことがほぼ間違いなくあるのが総合大学。

設備ともかぶるけど総合大学はいいグラウンドとかコートとかありそう。

だからといって単科大学にはない訳ではないですが。

痰課題に限らず、自分の大学から選ばずにインカレとかに加入するという手段もあります。

知名度

これは単科大学あるあるだと思うのですが、名付けて「その大学どこにあるの知らなーい。」問題です。

大学どこですか?と聞かれて○○薬科大です。といったときに「その大学どこにあるの知らなーい。」といわれることが基本です。

「その大学どこにあるの知らなーい。」となる要因として、理系の大学や学部が田舎の広い土地にあることが原因な気がします。

受験後の選択

受験では薬学部以外の獣医学部や看護学部などにも受かっていました。

でも薬学部に行くと決めていたやまおは高校の担任にその報告をしたときに、

「やまおは薬学部以外に行く気無かったでしょ?」

と言われました。

どうやらバレバレだったみたいです。笑

大学受験した薬学部の構成はこんな感じ。

  • トップレベル(偏差値60超え)3、4校
  • 中堅校(偏差値50後半)
  • 底辺校(偏差値40くらい?)

結果受かったのは

中堅校と底辺校が1校ずつ。

底辺校に関しては特待生で受かりました。

結果的にうかった2校はどちらも受験で初めて行きました。

したがって偏差値以外の選択の余地はなく中堅校へ行きました。

この時オープンキャンパスもっと行っとけばよかった、と少しだけ感じましたが選択肢が少なすぎて公開とかはなかったです。

でも5校受かっていたとしたらオープンキャンパス行かなかったことを後悔していたかもしれません。

というわけでオープンキャンパスに行きましょう。

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